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  • 2020.01.31 Friday
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9/1 チワワ鉄道でクリールまで 晴れ 11本

夜中に目が覚め眠れず6:00起床。フロントのインターネットで街道ブログにローマ字で書き込み。

6:30タクシーで駅まで。切符売り場に並ぶが長い列で、発車時間の7:00となり、とりあえず車内へ。
全席2等の列車だが座席はクッションも良くゆったりとしている。しかし冷房が利きすぎだ。
ゆっくりと走り出した列車は街を抜け郊外へ、それから牧草地へと進む。

ふたつ目の駅でトウキビの皮に包まれ蒸したチマキ状のモノを買い朝食に。中には甘辛 い具の入ったクスクス。これが6個入りで持て余してしまう。腹具合があまり良くないので正露丸服用。
デッキに出ると窓がなく風が気持ちいい。大きく揺れるので少々怖いが、黄色い花が一面に咲き、馬や牛がのんびりと草を食んでいる。まるで西部劇のセットの ような街が現れたりでフィルムが進む。
12:30クリール駅に定時到着。高原の観光地なので多くの客がここで降りる。
まずはホテル探し。駅前にあるロッジ風のHotel NUEVOに二泊することにした。広くはないがトイレ、シャワー付きで$300(メキシコの$1は11円くらい)
街に出ると犬と暇な大人がうろうろしている。極彩色の民族衣装を着て、ただ歩いている原住民の母子は物乞いをするでも、ものを売るでもない。そうすること で幾ばくかの保護を受けているのだろうか。


廃線になった線路は道代わりになっている。日に4本の列車と貨物しか通らない線路では子供たちが遊んでいるが、小さく暗い駄菓子屋的ゲームセンターも賑 わっている。小さな町をひと回りしてホテルに戻りビールを頼むと宿の婆さんがライムを搾ってくれた。これは旨い。16:00~18:00昼寝。
観光地なのでそれ風のレストランやみやげ屋の並ぶ通りがある。夕食はそこでビーフステーキとビール。肉は大きいが薄い。甘くないアンコの様なもの(ペース ト状の煮豆)が付け合わせだが旨くはない。タコスも食傷気味。$99で贅沢な割には淋しい食事。ワインを買おうと思っていたのに酒屋は早々に閉店。
日が沈むと急に寒くなり、町外れのテントで売っていた古着の長袖シャツを$15で買う。ますます現地民化してきた。
街灯はほとんどなく、真っ暗な道をとぼとぼ帰っていると足下を黒い犬の影が通り過ぎる。
ホテルの部屋のテレビは、母屋の親機に繋がっているようで、母屋で見ている番組しか見ることができない。世界陸上をやっていると思えば、古い西部劇になっ たりで目まぐるしくザッピング。


9/2 Creel 晴れ 5本

8:00シャワーを浴び外へ、快晴。
メヌードとコーヒーとパンで朝食を摂っていると、原住民の子供がみやげを売りにきたので木彫りのキーホルダーをふたつ買う$20。
レンタルサイクルを$90で借りて出発。奇岩の並ぶ草原を小川を渡ったりしてのんびりと走る。
花咲く草原に馬、砂埃の街角には犬では絵になり過ぎだと思いつつ撮ってしまう。
マウンテンバイクなのででこぼこの山道にも挑戦するが、急な坂を一気に登ったら息切れがして動けない。ここが高原で酸素が薄いことを忘れていた。
いつの間にか手の甲が腫れていた。痛くも痒くもないのがどす黒く変色しているのだ。変な虫にでも刺されたのだろうか。
小さな集落の畑でのんびり天気待ちをしていたら、突然数匹の犬に吠えられ、自転車で逃げ出したがものすごいスピードで追ってきた。でこぼこ道の水たまりに 突っ込みながらも必死に自転車を漕ぐが犬の足には敵わない。村はずれまで追われ恐ろしい思いをした。さすが番犬。


自転車を返して明日移動する予定の町の宿を尋ねるが、別の駅の宿を紹介される。その駅は峡谷観光の基点の駅なのであまり興味はないのだが、どうしようか。
頂上にキリスト像の立つ展望台ある丘に登って街を眺め、ミニスーパーマーケットで缶ビールに野菜ジュースやポテトチップスなどを買い、宿の広場のバーベ キュー小屋でのんびり。


夕方食事にメインストリートへ出かけると、車やバイク、トラックに馬のパレードだ。日曜の夕方の楽しみなのだろうか、若者だけではない家族連れや老人たち まで皆で駅前のロータリーでUターンしながら、のんびりとぐるぐる回っては好きずきに音楽を鳴らしている。沿道には見物のひとたちがいっぱい。
それを眺めながらレストランでハンバーガーとコロナビール。
今日は早めに酒屋で赤ワインを買っていたので部屋で開けたが、とても甘いサングリアだった。


9/3 クリールからポサダへ 晴れ 5本

7:00目覚めるが昨夜の飲み残しワインをベッドの中で飲み、チーズをかじる。うまい。
10:00駅の側の食堂でメヌード。ここのは牛骨付き肉が入っていて旨かった。


メキシコ$が少なくなっているので、町で一軒の銀行に行くがATMが故障。月曜日でカウンターは長蛇の列。ホテルや鉄道ならUS$で問題ないだろう。
12:30の列車をペットボトルに移したワインを飲みながら待つ。甘いワインもジュースだと思えばおいしい。時間通りに列車は到着、席は空いている。険し い岩山を走って行く。ときどき脱線した車両が崖の下に見える。サボテンはほとんど見ない、大きな木はポプラと柳それに黒い松。
昨日教えられた宿の駅ポサダで下車するが、他に降りたのは原住民の女の子だけで、しかもここは無人駅だ。線路伝いに歩き出した女の子を捕まえて、メモ帳に 書いてもらった宿の名を見せ道を尋ねると、下りの道を指差してくれた。
しばらく歩くと数軒の家があり、そこで尋ねるとそれはここだが宿はもっと山の上だと言う。どうやら書いてもらったのは宿の名ではなく、部落の名前だったよ うだ。
それから山を登って行ったが、行けども行けどもそれらしい建物も看板も見当たらない。そのうちにただの山道になってしまい途方に暮れてしまった。こんなと ころで宿が見つからないとどうなるのだろう。
そこに山道の上から馬を引いたオヤジさんが現れた。再びメモ帳を見せ宿を探しているとアピールすると、俺の家の方にあるから着いてこいと、なんなら馬に 乗って行くかと、ありがたい返事。


初乗馬はなかなかいい 気分でパカポコ山道を下って行った。
オヤジさんの家で下馬、ここから歩いて丘の上まで行けば宿があると言われ再び歩き出す。しばらく歩くと丘の上から車が来たので、安い宿を探していると訊く と、俺の家なら$200でシャワー付きだ。車に乗れと言って冷たい缶ビールをくれた。
着いたところはさっきの馬のオヤジさんの隣の農家で、メキシコ風バンガローをやっている。隣を紹介しないのは仲が悪いのか?


荷物を置いて観光名所の渓谷をめざして歩くが、何もない道がひたすら続く。45分かかって夕陽の差す断崖の上へ立つ。スケールが大きすぎてなんだか良くわ からない。距離感も自分の知っている物差しでは計りきれない。人の気配もないのに少々恥ずかしいがヤッホーと叫んでみると、とても長いこだまが帰ってき た。
それからまた45分歩いて宿に戻ったが、宿の近くでポツリと落ちてきたと思い後ろの山を見ると白く煙っている。慌てて走り出すがものすごい雨が追ってく る。間一髪あと5秒遅かったならずぶ濡れだったろう。19時の食事までシャワーを浴びて汗を流す。ものすごい稲光と雷鳴。


激しい雨の中を駈けて行き母屋で夕食。ハムチーズにオムレツ。
今夜は酒もない、テレビも本もない。馬と嘶きと犬の遠吠えが聞こえるだけ。
偶然に偶然が重なってこんな所で一夜を過ごしているなんて。



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